私の名前はエリアナ3。プラクシック・ウォーロックの門弟で、コーモラントの印を持っている。我々は月を手に入れるため、1つの旗の下に数千の軍勢でやって来た。しかし戦況は芳しくない。これは私は敵を捕虜にした時に行った尋問の記録だ。私が罪深く見えてしまうかもしれないが許してほしい。
[電流、または放電の音]
/エリアナ。苦痛に反応しています。
光に反応しているんだ。もう1度苦痛を与えろ。怪物よ、聞け。剣を持つお前の主人は誰だ?
[静寂]
頭の中で聞こえる。剣を持つ者の名はクロタ。記録しろ。
/もう1度燃やしますか?
いや。餌を与えているも同然だ。心と直接接触する。ゴースト、手を貸してくれ。
お前はウィザードと呼ばれている。太古から存在しているな。随分と力を重んじていると見た。この心の一部がなくても強くいられるかな?
クロタの倒し方を教えろ。
戦いを見せられた。クロタの剣でウェイ・ニンが倒れたところを。ゴーストから鍛造された金切り声を出すナイフで、クロタがガーディアンを倒した様子を。
そして私は奴の心の一部を取り、再び尋ねる。
信じられない。どこだ?奴の王座はどこだ?死んだ星の目の下にある薄明の世界はどこだ?
/エリアナ、雨の海の仲間からの連絡です。クロタが彼らを襲っています。50名がやられました。力を貸さなければ。
場所を教えろ!方法を教えろ!教えるんだ!
/エリアナ、奴は何と言ったのですか――
まさにこの状況を、同じことをアウォークンの者にしているのを見せられた。奴の意志によってまるで小さな銀の船のように、ゴーストのように、ナイフが並べられ――
奴は私をあざ笑った。我々は同じだと言った。
/クロタが無数のナイトと共に行進し、雨の海の上空が緑の炎に変わったそうです。繰り返して言うのが辛いほど、大勢が死んでいます。クロタは光を食らう剣で、彼らを1人ずつ殺している。エリアナ、何か手を打たなければ――
ウィザードを始末しろ。灰を撒け。そいつからは嘘しか得られない。
スパローに乗れ。我々には光と怒りがある。それで十分だ。
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