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邪神オリックス の変更点

|BGCOLOR(#323232):|BGCOLOR(#666666):COLOR(white):CENTER:|LEFT:400|c
|BGCOLOR(#323232):&attachref(./オリックス.jpg,80%);|名称|邪神オリックス|
|BGCOLOR(#323232):&attachref(./オリックスHD.jpg,50%);|名称|邪神オリックス|
|~|武装|マインドブレイカー|
|~|弱点|頭部|
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|BGCOLOR(#323232):&attachref(./邪神オリックス.jpg,70%);|
|CENTER:レイドでの『邪神オリックス』|

*平穏から激動へ [#n1f3cce4]
邪神オリックスはファンダメントという大部分が海に覆われている海洋惑星に、ハイヴの一勢力「オスミウムコート」の王家の長女オラシュとして生まれた。
ファンダメントは52の衛星を持つ511の様々な種族が住む惑星だ。
航海士であり探究者であるオラシュには二人の妹がいた。思慮深く、知識にあふれ、マザーとなることを望む次女サソナ。勇敢で戦いの才に恵まれた、ナイトに憧れる三女サイ・ロー。
彼女たちは敵対するハイヴの勢力「ヘリウムコート」の動向に注意しながら成長していった。
だが彼女たちが2歳になるころに、オスミウムコートの王家の教育係でオラシュたちの教師である無性のマザー、タオクスが王家に見切りをつけ、ヘリウムコートの戦士、ヘリウムドリンカーと結託して謀反を起こした。
父であるオスミウム王はヘリウムドリンカーのナイトに討たれ、オラシュら姉妹たちは催眠効果のあるベイトスターを使うことで難を逃れ、船を駆ってヘリウムコートから脱出することができた。
姉妹たちは船のマストに左手を置き、右手に握ったナイフを左手に突き立て、マストに血の痕を残し、タオクスへの復讐と、王国の奪還、父オスミウム王が最後に残した遺言の追求をそれぞれの目に誓った。
#br
オスミウム王は「朔望」という衛星の軌道の変化に恐怖していた。ファンダメントを周回する52の衛星は絶妙な軌道で巡っていたが、王は大規模な満潮を引き起こす衛星の軌道周期が訪れることを知ってしまったゆえに狂ったような奇行を繰り返していたのだ。
朔望によって大規模な満潮が起こり、そして朔望が過ぎることによる潮の揺り返し、巨大な津波がファンダメントを呑み込む。オラシュは文明を呑み込むほどの大きな波、神の波を阻止、もしくは生き延びる方法を探した。
#br
姉妹たちはシブビ・メールストロムでニードルシップという古代の遺物の船を発見し、修理して自分たちのものにした。
だがオラシュは焦っていた。オラシュたちハイヴの寿命は10年程度しかない。船の仕組みを理解し修理を終え、航海に出る頃には姉妹たちは5歳になっていた。
このままでは自分たちはタオクスに復讐を果たす前に死んでしまう。父を討ったナイトが死んでしまう。オラシュは誓いを守るために偉大で強力な秘密を見つけることを求めた。
姉妹たちはニードルシップでファンダメントの深部に向かった。
さらなる時間。さらなる命を求めて。
#br
姉妹たちは世界の表層を突き抜け、核に迫るために降下していった。ニードルシップが記す、ファンダメントの地図を貪るように読みながら。
ファンダメントに生息する様々な怪物と出会いながら、ニードルシップは降下する。
そして静かなところにたどり着いた時にオラシュは船のセンサーを起動した。
怪物のもがく音、大陸の衝突、ヘリウムネオンの雨、遠くの海が隆起するうなり、様々な音が聞こえる。海が遠くの衛星に引っ張られている。
朔望は本当だった。朔望は既に始まっていた。
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*抵抗 [#ya0a8585]
古き伝説の生物、リバイアサンが彼女たちのニードルシップにのしかかった。リバイアサンは言う。
「戻らなければならない。ディープから己を守るのだ。世界から己を守るのだ。戻らねばならない」
リバイアサンはスカイとディープとの戦いを見ていた。
リバイアサンはオラシュら姉妹たちにファンダメントの上層、スカイへ戻るように言う。
スカイは安全だ。ディープは無慈悲だと言う。
だがオラシュは反論する。もはや上層には、スカイには破滅しかない。絶望しかない。姉妹たちは叫んだ。
#br
私たちの命は短く絶望的だ。世界がそう決まっていても、私はそれに甘んじない!
タオクスのような人々の勝利が決まっていても、私はそれを許さない!
世界が変わるまで叩き続ける!
邪魔をする者は殺す!
#br
姉妹たちは抗うことを選んだ。あるがままを受け入れるように諭すリバイアサンの言葉をはねのける。
スカイはいつだって自分たちに希望を見せてくれなかった。スカイではいつも苦しみとともに生きてきた。
だが自分たちに希望を見せ、道を示す虫がいる。父が朔望を探究する中、語り掛け続けた虫が。
その虫が導くのだ。もっと深くへ。ささやきが導く場所へ。
姉妹たちはより深くへ降下した。
#br
*邂逅 [#sbe87a2c]
姉妹たちはファンダメントの深淵部で、神と邂逅した。
イウルという神の虫と。
イウル、エイル、ソル、ユール、アッカはファンダメントの深淵、ディープに閉じ込められ、育ち、強大な力を持っていた。
彼らの目的はわからない。だが抗い、絶滅に立ち向かうために力を求める者を待っていたと言う。
愛しき宿主を。
神の虫イウルは言う。
スカイやリバイアサンのあらゆる力がオラシュたちハイヴを滅ぼそうとしている。
お前たち王子を助けたい。それぞれに取引…共生を申し出る。
#br
神の虫たちの子供たち、幼虫を自らの体に取り込め。
それによって寿命に縛られることのない、老いのない永遠の命を手にすることができる。
か弱い自らの体を思い通りにする力、肉体を支配することができる力を手にすることができる。
世界の不完全さ、不正、不便さを修復する力を手にすることができる。
法則を超越する。もはや縛られることはない。
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だが与えられた永遠に対する対価もまた、永遠だ。
神の虫により力を与えられた者は、自分たちの本質に従わなければならない。
オラシュは子供たちのために永遠に探検と探究を続ける。
サソナは狡猾さを永遠に捨てない。
サイ・ローは永遠に力を試し続ける。
自らの本質に背く時、虫が姉妹たちを飲み込む。
そして力が増すごとに、虫の食欲も増す。
#br
だが、我々が差し出すのは永遠だ。銀河でのチャンスを提供する。
ハイヴの王子たちよ、自らの種族に永遠をもたらそうとは思わないか。
手を伸ばしてつかめ。私の体をお前の聖体にするのだ。
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*変異 [#xf975d65]
姉妹たちは神の虫たちと協定を結んだ。
姉妹たちは永遠を手に入れた。
同時にオラシュたちは神の虫と心を繋げることができた。
神の虫たちもまた、姉妹たちの肉体に共生する虫を通して世界を見ることができた。
神の虫たちはニードルシップに大量の虫を乗せた。上層へ向かうのだ。自らの一族を救うために。世界に広めるのだ。
共生を拒む者は見せしめにしろ。朔望により世界は波に呑み込まれる。どちらにせよ死ぬのだ。
救える者だけを救え。
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オラシュは虫により自分の肉体を支配する力を得た。
いずれ王へと変異した時、オラシュはどのような成体の名前をつけるのか。
神の虫は訊ねる。オラシュは答えた。
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私はアリックス。「長い思考」という意味だ
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*前進 [#g6a73440]
姉妹たちは変異した。
オラシュはハイヴの王、アリックスへ。
サソナは鋭い知性を持つマザーの変異体、サヴァスンへ。
サイ・ローは征服を愛するナイトの変異体、サイヴ・アラスへ。
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リバイアサンは神の虫たちをディープに何百万年も閉じ込めた。
スカイもまたオラシュたちハイヴを、ファンダメントに住む様々な種族たちをファンダメントに閉じ込めた。
スカイが操るのは宇宙の従属哲学だ。正しい行いによって苦しみから逃れられるという恐ろしい嘘を前提に、スカイは文明を作り上げた。
それらの膨大な偽りの法則は、最後の美しい論理を否定するかもしれない。
#br
スカイの嘘は言わば、水を燃やそうとするもの。
喪失と競争で溢れる現実と正反対の性質なのだ。
だがディープでは、何も従属させない。自由こそが、ディープに住まう者の情熱だ。
我々、神の虫は宇宙の最終的自己鍛錬の栄光の達成、すなわち宇宙の完成のために存在する。
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戦いは激しく続く。やがてファンダメントを飲み込むだろう。

*渇望 [#rbef0890]
神の虫は満足していた。
神の虫の幼虫を使って誕生したナイトなどの強力な戦士。
アリックスたちが作った新たなハイヴの軍勢は共生を拒んだ者たちを後退させていった。
水素の泉へ撤退したタオクスもその一人だ。
アリックスは有能だ。先のことでも証明されている。
征服を愛するサイヴ・アラスによってファンダメント表層の約2%がハイヴの支配下になった。
神の虫の力は絶大だ。ファンダメントで最下級、最弱の地位に甘んじていたハイヴがここまでの躍進を遂げたのだ。ハイヴは神の虫を信奉する。
だがまだ不十分だ。祖国であるオスミウムコートを奪い返すだけでは。ファンダメントを支配することでもだ。
まだまだ足りない。

*ディープを出る [#te997829]
朔望は過ぎた。神の波が2年以内に訪れる。
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タオクスと生き残った拒みし者たちはカハン・アトル方面へ逃げた。
彼女はファンダメントの扇動した種族たちをアリックスへけしかけるつもりだ。
ファンダメントには511の種族が住む。どれか一つくらいはファンダメントを、この世界を去るための技術を持っている種族がいるはずだ。
だがリバイアサンのエージェントが休むことなく船やエンジンを破壊し続けている。
アリックスらハイヴをファンダメントに閉じ込めようとしている。
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神の虫は言う。
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船を造れないなら、船になるしかない。
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カハン要塞を制圧しろ。そこにいる全ての者を殺せ。お前の行いによって、宇宙を切り開き、軌道に移動するために必要な論理が手に入るはずだ。
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神の虫は嗤う。
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現実とは素晴らしい肉体だ、我らが将軍。
堪能させてくれ。

*超越 [#l26900a5]
虫の成長を感じる。
自分の意志が法則を超え始めている。
だが、長く思考する中で悲しみを感じることがある。
神の虫は言う。
我々は壮大で神聖な任務を実行しているのだと。
我々の戦いは神聖な行いだと。
その通りだ。
神の虫と協定を結んだ私にとって、存在することは戦いである。
存在するために奮闘するのだ。
最後までやり抜くことでしか、無条件の勝利で宇宙を完成させることができない。
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私たちはファンダメントの核から自由となった。
サヴァスンのカッターの飛行準備はできている。
サイヴ・アラスの勝利によって、カハンで傷を切り開いた。
軌道を静止に導く傷だ。
まさに、空間を超える力。私たちは船となったのだ。
神の虫たちは協定に忠実だ。
神の虫は言っていた。
ファンダメントに未来はない。だがその衛星は素晴らしい居住地となる。
上昇するのだ。

#br
*ゲーム内でのオリックス[#ya0a8585]
-レイドでのオリックス攻略は「[[邪神、滅びる>邪神、滅びる#wb74fa2f]]」を参照。
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[[ハイヴ]]を統べる神。息子クロタが光の戦士達ことガーディアン達により討ち取られた事を期に、大軍勢を率いて太陽系へと侵攻を開始。手始めにフォボスのカバル・スカイバーナーの基地を宿りの力で滅ぼし、その後女王率いるリーフの艦隊との対決では乗艦ドレッドノートの砲撃一つで壊滅状態に追いやりその底知れぬ力を見せ付けた。
その後は地球を始め各惑星に自身の分身「オリックスエコー」を送り込んで宿りの汚染を広げようとするも対ハイヴの専門家エリス・モーンとケイド6の助けを借りたガーディアンにエコーらは悉く破られた挙げ句、逆にドレッドノートへガーディアンの侵入を許したりクロタの墓や死の儀式を荒らされ最終的に居所を掴まれたオリックスは直接対決へと臨む。
その後は地球を始め各惑星に自身の分身「[[オリックスエコー]]」を送り込んで宿りの汚染を広げようとするも対ハイヴの専門家エリス・モーンとケイド6の助けを借りたガーディアンにエコーらは悉く破られた挙げ句、逆にドレッドノートへガーディアンの侵入を許したりクロタの墓や死の儀式を荒らされ最終的に居所を掴まれたオリックスは直接対決へと臨む。
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「降り立ちし邪神」のストーリークエスト最終の敵、そしてエコーらのオリジナルなだけあり遠・近・中と隙の無い攻撃パターンを持ち、更に宿られた兵全種が援護に加わる為決して油断はならない。
-ボイド光弾
頻繁に使用する攻撃。左手から大きなボイド属性の光弾を連射してくる。
精度はやや甘めだが大きさに見合った炸裂範囲を持つ為、避けていたつもりでも気が付けばジワジワ削られていたなんて事もある。
-近接
近付くと渾身の力を込めて手にした剣を地面へ突き刺し衝撃波を放つ。中程度のダメージに加え吹き飛ばし効果も有する。
また時折雄叫びを上げながら剣を振りかぶりオーラを纏わせゆっくりと接近、そのままガーディアン目掛けて空中から振り下ろしてくる事も。こっちのパターンは剣の直撃を受ければ瀕死級の大ダメージをくらう為、吹き飛ばされて壁等にぶつかるか周りに宿られた兵がいればトドメを刺されたりと事故が怖い。
-神の束縛
ガーディアンのSCゲージを吸い取り使用を封じようとしてくる。
先述の通りオリックスとの戦いでは様々な宿られた兵が大量に現れる為、それらを纏めて捌く手段を防がれるのは地味にだがツラい。攻撃を加えて怯ませる事で中断出来る。
-神の怒り
所謂「芋」防止の為の技。一定の箇所に一定時間留まっているとガーディアンの足下に赤いサークル、頭上に巨大な光球を出現させ数秒後に炸裂、サークルの範囲にいた者に即死~瀕死級の大ダメージを与える。
発覚されていると物陰に隠れていてもきっちり探知して使ってくるので、如何に足を止めずに戦えるかが鍵。
#br
残り体力が少なくなると通称「お仕置き部屋」と呼ばれる、四方を濃霧のようなバリアで囲まれた空間へガーディアンを飛ばす。
このバリアはガーディアンからの攻撃は通さず、対してオリックスからの攻撃は一方的に通す。なのでオリックスが光弾で攻撃している間はそれを柱等で遮りつつ、時折召喚されてくる宿られた兵を処理する。この時のオリックスは頻繁に瞬間移動を行って位置を変えるのでバリアと相まり見失いやすいので気を付ける事。
少しすると近接を仕掛けようと自らバリアの中へ入ってくるので、その際が唯一のチャンス。出来る限りの攻撃を叩き込もう。
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