※この記事は、「Bungie.net」のNEWSページに公開されている記事を、ソニー・コンピュータエンタテインメントのコミュニティチームが翻訳したものです。今後Bungie.netにて公式に日本語版が公開される事も考えられ、その際一部の翻訳が異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ーレリアナ7
『Destiny』武器の調整 2.0 その①
サンドボックス・デザイナー、ジョン・ワインズニュースキーのデスクから: 皆さん、こんにちは!
お久しぶりです。 また武器の微調整について皆さんにお伝えする機会を得ることができてうれしく思っています。今回は、かなりのボリュームなので覚悟してくださいね。
まず個人的に申しあげたいのは、今回ここで変更プランをお知らせすることができるのは、それらのアイテムに関してコミュニティの皆さんが私達に強く訴えかけるようなフィードバックをくださったおかげだということです。
今回のアップデート2.0でも、例えばショットガンのフェルウィンターズ・ライが人気を集めるようになり、オシリスの試練でのトルン人気が高まるといった変更の延期を考慮する場面もありました。 私達は、皆さんの声を聞き、皆さんの痛みを感じ取ります。 しかし、大皿に盛り付けられたスパゲッティからミートボールだけをいくつか引き抜くようなこの行為は、危険を伴うことが判りました。 これらの変更が良い結果を生むかどうかは、それぞれのアイテムの挙動の関係性に依存します。 検討を重ねて最適な選択をしたとしても、全てがアップデートされてみないとわからないこともあるのです。
私達は、いつも皆さんのご協力に心から感謝しています。
基本的な武器の変更
|オートライフル
オートライフルは、アップデート1.1.1以降見直しが必要でした。 基本的なゴールは、この武器の場合も変わりませんが、この武器に関してはベースダメージを高くし、効果の減少を早めることに重点が置かれ、サンドボックスプログラマー達は射程距離とダメージの減少を個別に調節することができるようにしました。 これにより、射程距離のステータスにひもづいた照準システムを必要以上にいじることなく、戦闘時の射程距離を最適化することが容易になりました。
アップデートが公開されれば、下図で説明するとおり、ダメージが減少する様子が明らかになることと思います。
ゴール:
変更内容:
|パルスライフル
パルスライフルは、現在PvPで強い武器です。 本来感じる強さを維持しつつ、射撃特性に少し手を加えることにしました。 一般的な連射速度の武器の場合、標的の防御能力がTTK(Time to Kill = 相手を倒すために必要な時間)に影響を与えるよう基本ダメージを調整しました。 全てのパルスライフルの基本となる安定性はわずかに減少させたので、攻撃を当てるのは依然として直感的な操作が可能ですが、連続して精密射撃を行うためにはよりスキルが必要になります。 マガジンのサイズは、PvEアクティビティでも活躍できるよう全般的に増加しました。
|スカウトライフル
スカウトライフルは、現在最適な地位を得ていると言えます。 遠距離でのメインウェポンになるよう、また、ハンドキャノンとの差別化をはかるため、いくつか変更を行いました。
|ハンドキャノン
前回の変更の際、ハンドキャノンの遠距離射撃における基本的な命中精度や射程距離、ダメージの減少にわずかな変更を加えました。 それでも、トルンやホークムーンの乱射を受けたことがあるなら誰でも思うことですが、まだまだ強すぎます。 そのため、今回は微調整をもう少し進めて、遠距離ショットを決めるには、より時間をかけて狙いを定めることを必要とし、その距離からはフルダメージを与えることができないようにしました。
PvEにおけるハンドキャノンの役割は、スカウトライフルのそれにとても良く似ています。 ハンドキャノンはわずかにベースダメージが高く、弾数はスカウトライフルの方が多く保有することができますが、それでもこれらの機能は重複する部分がとても沢山あります。 これらを切り分けるため、射程距離について上記のとおりの変更を行い、同時にスカウトライフルのマガジンサイズを増加させました。これにより、これら2種類の武器の特徴を際立たせ、プレイヤーのチョイスが面白くなることと思います。 ハンドキャノンは近接戦闘では高いダメージを与えることができますが、弾数は少なくなります。 一方、スカウトライフルは遠距離からの攻撃に威力があり弾数も多いのですが、一撃によるダメージは減少します。