邪神オリックス のバックアップ(No.4)
邪神オリックスはファンダメントという大部分が海に覆われている海洋惑星に、ハイヴの一勢力「オスミウムコート」の王家の長女オラシュとして生まれた。 オスミウム王は「朔望」という衛星の軌道の変化に恐怖していた。ファンダメントを周回する52の衛星は絶妙な軌道で巡っていたが、王は大規模な満潮を引き起こす衛星の軌道周期が訪れることを知ってしまったゆえに狂ったような奇行を繰り返していたのだ。 姉妹たちはシブビ・メールストロムでニードルシップという古代の遺物の船を発見し、修理して自分たちのものにした。 姉妹たちは世界の表層を突き抜け、核に迫るために降下していった。ニードルシップが記す、ファンダメントの地図を貪るように読みながら。 古き伝説の生物、リバイアサンが彼女たちのニードルシップにのしかかった。リバイアサンは言う。 私たちの命は短く絶望的だ。世界がそう決まっていても、私はそれに甘んじない! 姉妹たちは抗うことを選んだ。あるがままを受け入れるように諭すリバイアサンの言葉をはねのける。 姉妹たちはファンダメントの深淵部で、神と邂逅した。 神の虫たちの子供たち、幼虫を自らの体に取り込む。 だが与えられた永遠に対する対価もまた、永遠だった。 コメント
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