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アセンダント・ソード
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エリス。エリス。なんて名前だ。不和の名前。命あるものは足を踏み入れるべきでない遠く冷たいオービットの名前。良い名前だ。
エリス、贈りたい物がある。剣の論理の中に秘められる力について教えてやろう。
シュレッダーやブーマーは強力な兵器だが、非循環的に敵を打つ。分かるか?傷付けることはするが、何も奪っていかない。電光が何もないところへ飛んでいく。剣は違う。剣は橋や通過地点のようなものだ。剣は振りかざす者とその矛先にいる者を結び付ける。生命と死を結び付ける。この結合が完成した時、剣は記憶を留める。ブーマーの火が燃え尽きてアクシオンとニュートリノとなって散っていく時も、剣は存在し続ける。もっと戦いを求め、研ぎ澄まされていく。
この悪夢の論理が奴の悪夢の世界を支えていることを理解すれば、アセンダントの刃が何故あの世界で大きな力を発揮できるのかが分かってくる。私達の歩む道は険しい。この道を歩むたびに、もっと力が必要だと思う。ここで強大な力を誇示するのは、永遠とも思える時間使い込まれてきた剣であることを覚えておけ。
ハイヴは、最も研ぎ澄まされた剣の刃で切り裂かれた宇宙を思い描く。奴らはそんな世界を思い焦がれている。



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